(14日、全国高校野球選手権高知大会2回戦 高知東工0―2須崎総合) 高知東工は八回まで、須崎総合の谷本瑞樹投手(3年)に無安打に抑え込まれた。ノーヒットノーランの一歩手前でチームを救ったのは、八番打者の中内薫選手(2年)だ。 140キロ…

 (14日、全国高校野球選手権高知大会2回戦 高知東工0―2須崎総合)

 高知東工は八回まで、須崎総合の谷本瑞樹投手(3年)に無安打に抑え込まれた。ノーヒットノーランの一歩手前でチームを救ったのは、八番打者の中内薫選手(2年)だ。

 140キロ台の速球と変化球を操る谷本投手に対し、1打席目は三振、2打席目は三ゴロ。九回の3打席目。高めの直球を振り抜くと、三塁手のグラブをはじいて内野安打となった。スタンドから「わっ」と歓声が上がった。

 初ヒット後、高知東工は四球と捕逸で2死二、三塁の好機をつくったが及ばなかった。

 中内選手は「九回の先頭打者だったので、何とか出塁したかった。来年は一つでも多く勝ちたい」と話した。(蜷川大介)