(14日、第106回全国高校野球選手権神奈川大会3回戦 津久井浜3―5藤沢西) 「八回はスライダーが甘く入った。連投の疲れがあったかもしれない」 津久井浜の右腕エース竹内蒼良(3年)は悔しそうに語った。 どちらのチームも「勝負は終盤」とみて…

(14日、第106回全国高校野球選手権神奈川大会3回戦 津久井浜3―5藤沢西)

 「八回はスライダーが甘く入った。連投の疲れがあったかもしれない」

 津久井浜の右腕エース竹内蒼良(3年)は悔しそうに語った。

 どちらのチームも「勝負は終盤」とみていた。実際、前半、中盤まで1点、2点を取り合うシーソーゲームだった。

 竹内は1年のころから公式戦に出ていたチームの中心選手。この日は直球、カットボールを効果的に使い、打たせて取る投球を心がけた。

 緊張する接戦だったが「チームを信じて投げられた。打たれても守りに救われ、点を取られても取り返してくれた」と振り返り、「勝つことはできなかったけれど、自分も力を出し切った。今までで一番楽しい試合でした」と笑顔を見せた。(三木一哉)