「大相撲名古屋場所・初日」(14日、ドルフィンズアリーナ) 幕内復帰した東前頭14枚目の若隆景(荒汐)は、宝富士(伊勢ケ浜)に敗れた。頭で当たっておっつけて出ようとしたが、はたかれてバランスを崩したところを送り出された。黒星発進に唇を噛ん…

 「大相撲名古屋場所・初日」(14日、ドルフィンズアリーナ)

 幕内復帰した東前頭14枚目の若隆景(荒汐)は、宝富士(伊勢ケ浜)に敗れた。頭で当たっておっつけて出ようとしたが、はたかれてバランスを崩したところを送り出された。黒星発進に唇を噛んで悔しがった。

 幕内土俵に上がるのは、右膝を負傷した昨年春場所13日目以来478日ぶり。館内には「お帰りなさい」と書かれたボードを手にしたファンもいるなど、大きな歓声と拍手が送られた。

 若隆景は昨年4月に右膝前十字靱帯(じんたい)の再建手術を受け、同夏場所から3場所連続で全休。関脇から幕下まで番付を落として同九州場所で復帰し、4場所かけて再入幕を果たした。