「中日-阪神」(14日、バンテリンドーム) 阪神の先発・西勇が福永に粘り勝ちした。 四回無死二塁でカウント2-2の5球目から12球連続のファウルで粘られた。一球ごとにスタンドが盛り上がる中、最後は17球目の外角低めへのスライダーで二ゴロに…

 「中日-阪神」(14日、バンテリンドーム)

 阪神の先発・西勇が福永に粘り勝ちした。

 四回無死二塁でカウント2-2の5球目から12球連続のファウルで粘られた。一球ごとにスタンドが盛り上がる中、最後は17球目の外角低めへのスライダーで二ゴロに打ち取った。

 その直後、三塁ベンチへ戻ろうとする場面も。審判に止められたが、トレーナーを呼んで水分を補給した。

 続く細川には死球を与えて1死一、三塁としたが、高橋周を投ゴロ併殺に打ち取った。

 この回だけで32球を要しながらも無失点でピンチを脱出すると拳を突き上げて、ゆっくりとした足取りでベンチへ戻った。