イングランド代表のガレス・サウスゲイト監督(53)が将来に言及した。 サウスゲイト監督も開幕前に「優勝できなければ、辞めざるをえないだろう」と並々ならぬ覚悟を口にし、挑むユーロ2024で2大会連続の決勝に進出したイングランド。14日の決勝…

イングランド代表のガレス・サウスゲイト監督(53)が将来に言及した。

サウスゲイト監督も開幕前に「優勝できなければ、辞めざるをえないだろう」と並々ならぬ覚悟を口にし、挑むユーロ2024で2大会連続の決勝に進出したイングランド。14日の決勝では初優勝をかけ、スペイン代表と対戦する。

そんなイングランドだが、1966年のワールドカップ(W杯)以来となる実に58年ぶりのメジャー大会制覇に迫る一方で、サウスゲイト監督は今年末をもって任期が終了するのもあって、ユーロ後の将来が注目の的になっている。

既報によれば、イングランドサッカー協会(FA)は2026年の北中米ワールドカップ(W杯)まで現体制でというビジョンを思い描くとされるが、当のサウスゲイト監督は決断を急がず、このユーロ終了後に意思を固めるようだ。

FAはユーロ決勝の結果に関係なく、続投を望むともされるが、報じたイギリス『デイリー・メール』によると、サウスゲイト監督は「この5週間前にわたる私の感情の起伏からすると、この試合の先のことを考えるのはおかしい」とした。

「決断を下す時間はあるし、何週間もは必要ないだろう。だが、私は物事をじっくりと考えるために数日の猶予を得たとも思っている」

また、イングランド代表の選手を代表として、MFデクラン・ライスのコメントもピックアップされ、「選手たちは彼が2026年まで監督をしてくれたらと望んでいる。そこに疑いの余地なんてない」と続投を支持した。

「彼は面倒見の良さ、冷静さ、監督としての姿、練習における僕らとの接し方、どれをとっても最高だ。この決勝で彼のために特別なことをやってあげられたらと思う」