◇女子メジャー第4戦◇アムンディ エビアン選手権 3日目(13日)◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6523yd(パー71) 最終9番(パー5)で、10mを超えるイーグルパットを決めても納得できない。渋野日向子は「73」で終えた第3ラ…

やっぱりパットが入らない

◇女子メジャー第4戦◇アムンディ エビアン選手権 3日目(13日)◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6523yd(パー71)

最終9番(パー5)で、10mを超えるイーグルパットを決めても納得できない。渋野日向子は「73」で終えた第3ラウンドを、「フラストレーションの溜まる一日ではあったんですが、最後だけ良かったです」と振り返った。

予選の2ラウンドに続いて、この日も惜しいパットが続く。前半11番は、10m弱のパーパットがカップのひと筋右を抜けて入らなかった。13番は手前からの5m前後のバーディパットがカップの真横で止まり、後半5番(パー3)も同じ距離がカップの横をすり抜けた。

ショットも苦戦

「パッティングが全然良くなかったですし、ショットも良い感じではなかった。本当にガマンと言いますか…」とショットもピンに絡まない。耐える場面も多かった中でスタート10番は8m前後を入れてパーを拾い、最終9番(パー5)では10m超をねじ込むイーグルを奪った。「ティショットも完璧に打てたし、狙いたいところでしっかり良い球を打ててよかった」と、最終ホールでようやく評価できるゴルフができた。

今週初めてのオーバーパー

それでも、今週初めてオーバーパーを打った一日には不満が募る。パットをなかなか決められなくても予選2ラウンドはイーブンパーで回り、決勝ラウンドで今週初めてスコアを落とした。「ボギーを少なくして、バーディをいっぱい獲れるようにしたい」と切り替え、残り一日に向かう。(フランス・エビアン/谷口愛純)