200号を放ち、チームメイトから祝福される大谷。(C)Getty Images 大谷翔平(ドジャース)が、ふたたび金字塔を打ち立てた。 現地時間7月11日、敵地でのタイガース戦に「1番・指名打者」で先発した大谷は、5回表の第3打席に…

200号を放ち、チームメイトから祝福される大谷。(C)Getty Images

 大谷翔平(ドジャース)が、ふたたび金字塔を打ち立てた。

 現地時間7月11日、敵地でのタイガース戦に「1番・指名打者」で先発した大谷は、5回表の第3打席に29号ソロ本塁打を放ち、日本人選手初となるメジャー通算200本塁打を達成した。

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 緊張感のある局面でそれは達成された。2-2で迎えた5回表、先頭打者として打席に入った大谷は、タイガースのルーキーであるケイデル・モンテロと三度対峙。そしてカウント1-0から真ん中甘めに入ったチェンジアップを強振。強く引っ張りこんだ打球は、打球速度107.8マイル(約173.4キロ)で右翼ポール際に飛んでいき、なんとかスタンドイン。6試合ぶり29号ソロとなった。

 エンゼルス時代の昨年7月27日(同28日)のダブルヘッダーで1試合目にメジャー初完封、2試合目に2本塁打を放った伝説の地で再びドラマを生み出した大谷。ちなみに800試合出場時点で、200本塁打以上、500打点以上(505打点)、100盗塁以上(108盗塁)を達成したのは、長きにわたるメジャーリーグの歴史でも唯一無二の大記録だ。

 なお、この一発でナショナル・リーグの本塁打王争いで、2位のマルセル・オズーナに3本差と突き放した大谷は、シーズン48発ペースに。これで「30-30」(30本塁打・30盗塁)が射程内で、その先の「40-40」(40本塁打・40盗塁)達成にも期待がかかる。

 この日、ドジャースは9-11とサヨナラ負け。メモリアルアーチをチームの勝利に結びつけられなかったが、大谷に対する反響は止みそうにない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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