(13日、第106回全国高校野球選手権高知大会1回戦、丸の内1―2須崎総合) 140キロ超えの速球を投げ込む須崎総合の谷本瑞樹投手(3年)に、少人数チームの丸の内が食らいついた。 丸の内は3年2人、2年7人、1年3人。3回に安打を足がかり…

 (13日、第106回全国高校野球選手権高知大会1回戦、丸の内1―2須崎総合)

 140キロ超えの速球を投げ込む須崎総合の谷本瑞樹投手(3年)に、少人数チームの丸の内が食らいついた。

 丸の内は3年2人、2年7人、1年3人。3回に安打を足がかりに1点先取。4回に逆転されたが、粘投する部府利玖投手(2年)をノーエラーでもり立てた。

 中堅手の中田遼斗主将(3年)が1年時には連合チームを組んでおり、いまの2年生が入学した昨春に単独チームになった。夏の高知大会では少なくとも過去10年、勝利がない。

 今春には弟の中田琉維(るい)選手(1年)も入部して捕手になった。

 「僕の3年間で一番いい試合だった。後輩には打力を上げるために体作りをして頑張ってほしい」と話した。(蜷川大介)