「広島1-0ヤクルト」(13日、マツダスタジアム) ヤクルトは延長十一回にサヨナラ負け。8連敗で借金は14はいずれも今季ワースト。今季4度目のサヨナラ負け。これでマツダスタジアムでは今季7戦全敗となった。 マツダでの負の連鎖を止めるべく、…

 「広島1-0ヤクルト」(13日、マツダスタジアム)

 ヤクルトは延長十一回にサヨナラ負け。8連敗で借金は14はいずれも今季ワースト。今季4度目のサヨナラ負け。これでマツダスタジアムでは今季7戦全敗となった。

 マツダでの負の連鎖を止めるべく、高津監督は今季初のオープナーを採用した。チーム事情で中継ぎに配置転換された小沢を先発起用し、立ち上がりを苦手とする高橋奎を三回からマウンドへ投入。その戦法がはまり、高橋奎は八回途中まで無失点。その後も大西、山本、木沢とつなぎ、十回まで得点を与えなかった。しかし、延長十回にマウンドに上がった守護神・田口が先頭の石原に痛恨のサヨナラ弾を浴びた。

 打線は相手先発・大瀬良の前に沈黙。球数を投げさせ、6回113球でマウンドから降ろしたが、そこまでわずかに2安打。2安打とも宮本が放ったのみで、二、三回は四球を絡めて得点まで走者を進めたが、好機での一本は出なかった。

 その後も広島の繰り出すリリーフ陣の前にわずか1安打。頼みの4番・村上は5打席5三振とブレーキになった。