「女子国際親善試合、日本代表4-0ガーナ代表」(13日、金沢ゴーゴーカレースタジアム) なでしこジャパンは五輪前最後の国内での試合で、FW田中美南の先制ゴールから4得点を挙げ被災地・石川県を沸かせた。悲願の金メダルへ弾みをつけてパリへ向か…

 「女子国際親善試合、日本代表4-0ガーナ代表」(13日、金沢ゴーゴーカレースタジアム)

 なでしこジャパンは五輪前最後の国内での試合で、FW田中美南の先制ゴールから4得点を挙げ被災地・石川県を沸かせた。悲願の金メダルへ弾みをつけてパリへ向かう。

 開始早々にスタジアムを沸かせたのは田中だった。前半12分にペナルティーエリア手前中央からシュートを放ったが、惜しくも得点にはならず。同23分には、縦パスに抜け出そうとしたMF藤野あおばがガーナのDFボアキエに倒されFKを獲得。ボアキエはレッドカードで退場となり日本は序盤から数的優位となった。しかし前半は無得点のまま0-0で折り返した。

 後半6分、田中がFW浜野まいかのパスに反応し、左足でゴールネットを揺らした。直後にはオフサイドを取られたが、VAR判定の結果、ゴールは認められ待望の先制点となった。これで勢いづくと、同20分には右コーナーキックからのこぼれ球を浜野が右足で蹴り込み2点目を挙げた。さらに同22分には藤野がフリーキックで直接ゴール。同35分には、田中に代わって途中出場したFW植木理子がヘディングで4点目を奪った。