◆国際親善試合 女子日本代表4―0ガーナ代表(13日・金沢ゴーゴーカレースタジアム) パリ五輪サッカーの日本女子代表「なでしこジャパン」は、国内最後のテストマッチとなった国際親善試合・ガーナ戦に4―0と勝利した。前半は無得点とガーナの守備に…

◆国際親善試合 女子日本代表4―0ガーナ代表(13日・金沢ゴーゴーカレースタジアム)

 パリ五輪サッカーの日本女子代表「なでしこジャパン」は、国内最後のテストマッチとなった国際親善試合・ガーナ戦に4―0と勝利した。前半は無得点とガーナの守備に手を焼いたが、後半にゴールラッシュ。能登半島地震復興支援マッチとなったこの試合で、地元に勇気を届ける勝利となった。

 立ち上がりから日本が優勢に試合を進めたこの試合。前半23分にはMF長谷川唯のパスに抜け出したMF藤野あおばを倒したガーナ代表主将ボアキエが、レッドカードで退場に。納得のできないボアキエが執ように抗議するシーンも見られたが、日本は数的有利に。ガーナは判定へのいらだちを隠せず、荒れ気味の展開に。自陣でのミスを連発したガーナを攻め立てた日本だが、ゴールを割れないままに前半を終了した。

 後半6分にはガーナのミスから敵陣でボールを奪い、途中出場したMF浜野まいかのラストパスに抜け出したFW田中美南が決めて先制。田中は歴代6位のFW岩渕に並ぶ37点目のゴールとなった。さらに同20分、CKから浜野まいかが決めてリードを2点に。さらに同22分にはMF藤野あおばが直接FKを決めて3点差とした。さらに同35分にも途中出場のFW植木理子も決めて、10人のガーナを寄せ付けずに大勝した。