(13日、第106回全国高校野球選手権島根大会1回戦 大社11―1益田) 大社のエース馬庭優太投手が、三回まで打者9人に対し8奪三振という抜群の立ち上がりを見せ、スタンドの観客を沸かせた。 「直球が走って、タイミングを外すスライダーやカーブ…

(13日、第106回全国高校野球選手権島根大会1回戦 大社11―1益田)

 大社のエース馬庭優太投手が、三回まで打者9人に対し8奪三振という抜群の立ち上がりを見せ、スタンドの観客を沸かせた。

 「直球が走って、タイミングを外すスライダーやカーブも決まってくれた」。初戦でもあり、「試合への入り方が大事」と心がけたという。

 春の県大会では、優勝した益田東と3回戦で対戦し、1点差で敗れた。「1球の大事さ、1プレーの大事さが分かっていなかった」。この日は五回コールドで勝利し、チームとしての成長を感じた。

 目標は「甲子園ベスト8です」。さらなる勝利に向けて前を見据えた。(中川史)