「高校野球西東京大会・3回戦、東海大菅生9-1多摩大聖ケ丘」(13日、スリーボンドスタジアム八王子) 東海大菅生が7回コールドで初戦を突破した。22年秋から同校の臨時コーチを務める元ヤクルト・宮本慎也氏(53)の長男・恭佑投手(3年)が先…

 「高校野球西東京大会・3回戦、東海大菅生9-1多摩大聖ケ丘」(13日、スリーボンドスタジアム八王子)

 東海大菅生が7回コールドで初戦を突破した。22年秋から同校の臨時コーチを務める元ヤクルト・宮本慎也氏(53)の長男・恭佑投手(3年)が先発し、4回2安打無失点。父もスタンドから見守った中、3年ぶりVを狙う夏の好スタートを導いた。

 「夏の初戦は入りが難しいと思っていたので、良い形で入ろうと臨みました。いらないフォアボールが課題ですが、試合を作れたので良かった」

 今春の関東大会は左の第1肋骨(ろっこつ)を疲労骨折した影響でベンチ外。リハビリ期間は下半身のトレーニングや柔軟に重点的に取り組み、再び背番号1を背負って最後の夏を迎えた。

 「父親から甲子園の決勝の日までスケジュールを空けてると言われた。勝ちきって、父親を暇にさせないように頑張りたい」と笑った。