ローマのアルジェリア代表MFフセム・アワール(26)は、サウジアラビア行きが決定したようだ。 リヨンのアカデミー出身であり、2017年にファーストチームデビューを果たしたアワール。以来、毎年のようにビッグクラブから関心がありながらもリヨン…

ローマのアルジェリア代表MFフセム・アワール(26)は、サウジアラビア行きが決定したようだ。

リヨンのアカデミー出身であり、2017年にファーストチームデビューを果たしたアワール。以来、毎年のようにビッグクラブから関心がありながらもリヨンでプレーし続けていたが徐々に伸び悩むと、2023年夏にフリーでローマへ加入した。

新天地で大きな期待が寄せられていたアワールだが、ジョゼ・モウリーニョ前監督、ダニエレ・デ・ロッシ監督いずれの指揮官の下でもポジションを掴めず。昨シーズンはセリエAで16試合に出場するも、先発は9試合にとどまった。

不本意なシーズンを終えたアワールに対しては、サウジアラビアのアル・イテハドが接近。新たに指揮官に就任したローラン・ブラン監督はリヨン時代に指導したアワールを高く評価と報じられていた。

そんな中で、移籍市場に精通するジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、ローマとアル・イテハドは移籍金1200万ユーロ(約20億6000万円)+ボーナスで合意に至ったとのこと。選手も移籍を受け入れたと報じられている。

今週末にはメディカルチェックが実施される予定。問題がなければ、近日中には正式発表がされる見込みとなっている。