「タイガース3-4ドジャース」(12日、デトロイト) ドジャースの大谷翔平選手は九回の第5打席で決勝のエンタイトル適時二塁打を放ってチームの連敗ストップに貢献。試合後にはグラウンドでスポーツ専門局「スポーツネットLA」のインタビューを受け…

 「タイガース3-4ドジャース」(12日、デトロイト)

 ドジャースの大谷翔平選手は九回の第5打席で決勝のエンタイトル適時二塁打を放ってチームの連敗ストップに貢献。試合後にはグラウンドでスポーツ専門局「スポーツネットLA」のインタビューを受けたが、珍しいシーンがあった。

 レポーターのキアステン・ワトソンさんの下へ歩み寄ってきた大谷。すると目の前にカメラが複数台あったのか、真顔で両手を指さす形で確認。その仕草がダンディ坂野の「ゲッツ」をほうふつとさせ、ワトソンさんは大谷の腰を手で押しながら正しい位置へと誘導した。

 インタビューでは「抜けるかどうか分からなかったですけど、何とか抜けてほしいなという気持ちで走っていました」と大谷。チームは前カードのフィリーズ戦でスイープされ4連敗中だっただけに「タフな試合が続いましたし、まず切って良い流れを持ってるのが大事。初戦を取れたのが大きいなと思います」と力を込めた。

 去り際には「Thank you」と言い残し、さっそうとロッカーへ戻っていった。