J1神戸の吉田孝行監督が12日、次節・札幌戦(13日・札幌ドーム)に向けたトレーニング後にオンライン取材に応じた。DF酒井高徳(33)が右足骨折のため離脱し、復帰が秋までずれ込むことに「自分やチームにとって痛いけがだが、本人が一番悔しいと…

 J1神戸の吉田孝行監督が12日、次節・札幌戦(13日・札幌ドーム)に向けたトレーニング後にオンライン取材に応じた。DF酒井高徳(33)が右足骨折のため離脱し、復帰が秋までずれ込むことに「自分やチームにとって痛いけがだが、本人が一番悔しいと思う。いる選手でやっていかなければいけない」と存在の大きさを語った。

 その上で、右サイドバックの起用について「いろんなシミュレーションはキャンプからしてきたし、何人かやれる選手がいてそのピックアップだけ。右サイドバックができる選手は4人いる。(DF広瀬)陸斗も(MF飯野)七聖も。もう1人はお楽しみで」と、専門外の選手も酒井の穴を埋める準備は想定済みだとした。

 DF本多勇喜は「高徳がいなくなるのはチームとしてとても大きい。自分もSBなので、全員が戦っていかなければいかない」と一丸で苦境を乗り越える覚悟を示した。前回対戦の3月30日・札幌戦は6-1で大勝した。「相手は3バックなので、僕たちも前へ前を意識して高い位置でボールのプレッシャーをかけていきたい」と意気込みを語った。