パリ五輪の7人制ラグビー女子の日本代表に選ばれた、山口県長門市のながとブルーエンジェルスの3選手が10日に県庁を訪れ、「メダルを獲得できるよう頑張りたい」と抱負を語った。 代表の平野優芽選手(24)、大谷芽生選手(24)、田中笑伊選手(2…

 パリ五輪の7人制ラグビー女子の日本代表に選ばれた、山口県長門市のながとブルーエンジェルスの3選手が10日に県庁を訪れ、「メダルを獲得できるよう頑張りたい」と抱負を語った。

 代表の平野優芽選手(24)、大谷芽生選手(24)、田中笑伊選手(24)と、バックアップメンバーの辻崎由希乃選手(30)、4人が勤めるヤマネ鉄工建設(本社・長門市)の幹部が村岡嗣政知事に五輪出場を報告した。

 村岡知事は「五輪の大舞台で日本中を沸かせて頂きたい。県民みんなで応援しています」と激励した。

 日本代表キャプテンの平野選手は「(最下位だった東京五輪の)悔しい思いを晴らすためトレーニングを積んできた。メダルを目標に掲げ、山口県の皆さんに喜んで頂ける結果を持ち帰りたい」と健闘を誓った。

 7人制ラグビーは3グループに分かれて予選リーグを戦う。日本のグループは開催国のフランス、アメリカ、ブラジルが入った。平野選手は「初戦のアメリカ戦に勝って勢いに乗りたい」と話した。今週末に日本を出発し、事前合宿を経て現地入りするという。(山野拓郎)