◆プロボクシング ▽スーパーバンタム級(契約体重53・5キロ以下)10回戦 那須川天心―ジョナサン・ロドリゲス (20日、東京・両国国技館) WBA世界バンタム級(53・5キロ以下)7位、WBO同級11位、WBC同級13位の那須川天心(帝拳…
◆プロボクシング ▽スーパーバンタム級(契約体重53・5キロ以下)10回戦 那須川天心―ジョナサン・ロドリゲス (20日、東京・両国国技館)
WBA世界バンタム級(53・5キロ以下)7位、WBO同級11位、WBC同級13位の那須川天心(帝拳)と対戦するWBA同級4位ジョナサン・ロドリゲス(米国)が11日、来日した。米ダラスから13時間以上の長旅に「長い。長かった」と少し疲れ気味。それでも、父・インディオさん、母・カルメンさんら家族との初来日に「これからたくさん経験する来日のうちの1回目にしたいね」と笑顔を見せた。
プエルトリコ生まれだが、8歳から米ペンシルベニア州ベスレヘムで育った。12歳からボクシングを始め、昨年11月に元WBA世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)王者カリッド・ヤファイ(英国)に1回KO勝ち。今年2月のWBA世界バンタム級挑戦者決定戦でアントニオ・バルガス(米国)には7回終了TKO負けしたが、力は世界トップレベルにある。
天心の印象について、「メイウェザーとやったのは知っている」と18年にエキシビションマッチで元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)と対戦したことを認識。「強くていいファイター。世界戦と同じくらいの意気込み。決して軽く見ていない」と最大級の警戒を口にした。それでも、「天心がKOを狙うというなら、こちらももちろん、KOを狙う」と勝利への自信も見せた。
ともに25歳の2人の戦績は天心が3戦全勝(1KO)、ロドリゲスが17勝(7KO)2敗1分け。
試合はPrime Videoで配信される。