県内初のサッカー専用スタジアム建設をめざす富山県サッカー協会は8日、三つのコンセプト(考え方)を決めた。候補地や運営の枠組みは未定だが、3本柱は次のとおり。 (1)県民がワクワク・ドキドキして訪れたくなる富山の新たなシンボル(非日常のエン…

 県内初のサッカー専用スタジアム建設をめざす富山県サッカー協会は8日、三つのコンセプト(考え方)を決めた。候補地や運営の枠組みは未定だが、3本柱は次のとおり。

 (1)県民がワクワク・ドキドキして訪れたくなる富山の新たなシンボル(非日常のエンターテインメントと迫力あるサッカーを体験できる多機能複合型)(2)県内外の新たな交流が生まれ、関係人口を増加させる(ビジネスチャンスを創出し、観光との連携で新たな富山ファンを生む)(3)都市競争力を高め、持続可能なまちづくりの拠点となる(交通アクセスに優れ、富山全体に付加価値)

 9月以降、建設候補地を複数挙げて課題を詰める。12月には複数の候補地や必要な設備整備の方向性を固めたいという。

 また県民向けの意見交換会を20日午後1時半、砺波市の県西部体育センター大研修室で開く。誰でも参加できる。詳しくは協会ホームページ(https://toyfa.jp/)で。(小西良昭)