クラブの内部を改革し始めているマンチェスター・ユナイテッド。移籍市場では、センターバックの補強を進めている中、今夏の移籍市場を賑わす若手CBへのオファーを提示したという。 ジム・ラトクリフ氏が共同オーナーとなり、キャリントンのトレーニング…
クラブの内部を改革し始めているマンチェスター・ユナイテッド。移籍市場では、センターバックの補強を進めている中、今夏の移籍市場を賑わす若手CBへのオファーを提示したという。
ジム・ラトクリフ氏が共同オーナーとなり、キャリントンのトレーニング施設の改修など、環境整備に投資しているユナイテッド。エリク・テン・ハグ監督の残留も決定し、クラブOBであるルート・ファン・ニステルローイ氏もコーチとして復帰する見込みとなっている。
一方で、選手の補強にも当然投資。中盤の選手とセンターバックをメインに獲得に動いている。
すでに元フランス代表DFラファエル・ヴァランが退団しており、CBが手薄なユナイテッド。バイエルンのオランダ代表DFマタイス・デ・リフト(24)の獲得に熱を上げていると見られた中、リールに所属するU-23フランス代表DFレニー・ヨロ(18)を急襲したようだ。
ヨロはレアル・マドリーも獲得を狙っていた逸材。ジャーナリストのナビル・ジェリット氏によれば、ユナイテッドはボーナス付きの5000万ユーロ(約87億2000万円)のオファーを書面にてリールに提示。リールはこれを受け入れたとのことだ。
また、このオファーはマドリーよりもかなりの高額提示だったとされているものの、契約締結にはまだまだ時間がかかるとされている。
ヨロの希望はマドリーへの移籍。クラブはユナイテッドでも良いと考えているようだが、本人が納得できるかもポイントとなる。
なお、スペイン『アス』によると、マドリーは3500万ユーロ(約61億円)程度のオファーで話をまとめたいとのこと。確かにユナイテッドとの差は大きく開いている。
ユナイテッドはヨロ、デ・リフトの他にも、エバートンのイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(22)に強い関心を持っているとされ、どのCBを手中に収められるのか注目が集まる。