ミランとフランス代表DFテオ・エルナンデス(26)の契約交渉は進展しているのだろうか。 ミランでもフランス代表でも主軸に君臨するテオ。まごうことなき世界最高峰の左サイドバックであり、FW顔負けの推進力を誇る26歳だ。 2026年6月まで…

ミランとフランス代表DFテオ・エルナンデス(26)の契約交渉は進展しているのだろうか。

ミランでもフランス代表でも主軸に君臨するテオ。まごうことなき世界最高峰の左サイドバックであり、FW顔負けの推進力を誇る26歳だ。

2026年6月までのミランとの契約については、延長への雲行きが怪しいと伝えられるが、ユーロ2024が続く現在の状況やいかに。イタリア『カルチョメルカート』がレポートした。

どうやら、まだ本格的な協議には入っていない一方、テオ側は現年俸450万ユーロ(約7.8億円)+ボーナスから、800万ユーロ(約13.9億円)前後への大幅昇給を求めているという。

ミランはアドバイザーのズラタン・イブラヒモビッチ氏が「我々はテオがここで幸せだと知っているし、彼が好きなようにプレーするスペースは今後もっと広がる。何も心配していない」と、当面の残留を保証する。

ただ、クラブとして大幅な昇給希望を鵜呑みにするわけにもいかず、現段階で緊急性がないとはいえ、合意への道筋がないと判断すれば、どこかで売却に動く可能性があるとされる。

テオについては古巣レアル・マドリー、バイエルンらが関心も、リストアップ止まりで今日までにミランへの照会依頼はなし。売却となった場合、移籍金の目安は8500万〜9000万ユーロ(約148.1億〜156.8億円)とのことだ。

ミランとテオの契約交渉は、両者が歩み寄り、じっくり時間をかけて調整していく必要がありそうだ。