コパ・アメリカ2024で厳しいベスト8敗退となったブラジル代表。グループステージを通じてわずか1勝に終わった期待外れの結果を受け、ドリヴァウ・ジュニオール監督が「全責任」を負うと自身の責任を認めた。『ESPN』が伝えている。 今大会のグル…

コパ・アメリカ2024で厳しいベスト8敗退となったブラジル代表。グループステージを通じてわずか1勝に終わった期待外れの結果を受け、ドリヴァウ・ジュニオール監督が「全責任」を負うと自身の責任を認めた。『ESPN』が伝えている。

今大会のグループステージを1勝2分けの2位で突破したブラジルは、3連勝でグループCを首位通過したウルグアイ代表と対戦。

後半半ばに退場者を出した相手を攻め切れずに0-0で90分の戦いを終えると、PK戦に2-4で敗れて無念のベスト8敗退となった。

同試合後、今年1月に新指揮官に就任したドリヴァウ監督は、「この種の仕事には多大な忍耐力が必要だ。期待通りの結果ではなかったことは認めざるを得ないし、その責任は私が負う。だが、このチームには成長し、進化し、改善する大きな余地があると思っている」と、潔くよく自身の責任を認めた。

さらに、低調なチームパフォーマンスに対する批判に対しても「彼らの多くは長いシーズンを経て我々のチームに加わった」、「トレーニングセッションや毎日の出来事を考えると、チームとしてまだ成長できると思う。多くの人は理解できないかもしれないが、ゼロからチームを作るときはこういうことだ。フットボールには浮き沈みがある」と、多くの主力が厳しいクラブでの戦いを終えた影響が多分にあったと擁護。

今大会の結果によって、わずか8試合の指揮ながら早くも更迭の可能性も取り沙汰される指揮官だが、「これはプロセスだ。一般的に、チームを編成する際には困難に遭遇する。これは我々にとって初めての公式トーナメントであり、結果は予想とは程遠いものだった。今後の我々の大きな目標はワールドカップへの出場権を得ることだ」と、ここまで6位と苦戦が続く2026年北中米ワールドカップ南米予選での再起を誓っている。