「明治安田J1、町田1-0名古屋」(6日、町田GIONスタジアム) 町田がリードを守り切り、リーグ戦では5月19日・東京V戦以来となるホームでの勝利を挙げ、首位を堅持だ。 前半30分には、この試合後に海外移籍へ向けた準備のためチームを離脱…

 「明治安田J1、町田1-0名古屋」(6日、町田GIONスタジアム)

 町田がリードを守り切り、リーグ戦では5月19日・東京V戦以来となるホームでの勝利を挙げ、首位を堅持だ。

 前半30分には、この試合後に海外移籍へ向けた準備のためチームを離脱するMF平河悠がエリア内左でボールを受け、MF下田へパス。これを下田が右足を振り抜くシュートでゴール右へと突き刺し、先制点を奪った。

 後半は名古屋が攻勢に出るも、相手に得点は許さず。1点を守り切って勝利を手にした。黒田監督は「失点しないことにしっかりかじを切ってこの試合に入った」と語り、「何とかプラン通りに決定打も作られずに90分をできた」と評価した。

 この試合では、故障離脱中だったFW呉世勲、天皇杯・筑波大戦で故障していたFWデュークが復帰。「デューク、呉世勲がケガから戻ってきてくれたことをすごくうれしく思う。町田のサッカーを取り戻しながら、次のヴェルディ戦へ準備したい」と話した。

 また、チームを離れる平河には「これまで役2年半、勝利に貢献してくれた選手。今日は笑顔で送りだそうと、勝利で送りだそうとチームに伝えていた。チーム全員が一生懸命戦ってくれた」と勝利で送り出せたことを喜んでいた。