「男子ゴルフ・日本プロ選手権・第3日」(6日、富士C可児C志野C=パー72) 首位から出た杉浦悠太(22)=フリー=が8バーディー、1ボギーの65で回り、通算18アンダーで単独首位に立った。 勝てば日本勢では2009年大会の池田勇太以来、…

 「男子ゴルフ・日本プロ選手権・第3日」(6日、富士C可児C志野C=パー72)

 首位から出た杉浦悠太(22)=フリー=が8バーディー、1ボギーの65で回り、通算18アンダーで単独首位に立った。

 勝てば日本勢では2009年大会の池田勇太以来、15年ぶりとなる初出場初優勝が懸かる。もっとも「記録は正直あまり気にしない。優勝の方がうれしい」とこだわりは見せない。

 一方で、首位発進から2打差の2位に後退した蟬川泰果(23)=アース製薬=は記録に対して「少しこだわる部分はあるかな」と話す。こちらは逆転優勝なら、尾崎将司が持つ27歳248日を超える23歳178日で、史上最年少の国内メジャー3冠達成となる。

 東北福祉大4年時の2022年に、1927年の赤星六郎以来、アマチュアでは95年ぶりの日本オープン制覇の偉業を達成しているが、今でも当時の偉業について周囲から「後々言われることが多い」と言う。もちろん嫌な気はしない。「記録を作って優勝回数も増やせば、スタートコールで何十勝もしていると言ってもらえるとすごくうれしい」とモチベーションにつながっている。