WEリーグのINAC神戸は6日、FW田中美南がアメリカNWSLのユタ・ロイヤルズFCに完全移籍すると発表した。INACのエースストライカーとして活躍し、21-22シーズン優勝。今年1月の皇后杯優勝にも貢献。WEリーグ23-24シーズンは2…

 WEリーグのINAC神戸は6日、FW田中美南がアメリカNWSLのユタ・ロイヤルズFCに完全移籍すると発表した。INACのエースストライカーとして活躍し、21-22シーズン優勝。今年1月の皇后杯優勝にも貢献。WEリーグ23-24シーズンは2位。今月開幕のパリ五輪はサッカー日本女子代表(なでしこジャパン)の一員として出場する。

 日テレ・ベレーザを経て20年からINAC神戸に在籍。21年2~6月にドイツのバイエル・レバークーゼンに期限付き移籍。21年7月からINAC神戸でプレー。1994年4月28日生まれ、タイ出身。164センチ56キロ。

 クラブを通じて「4年前、自分の成長のためにINAC神戸に移籍すると決断しました。そして今回も、さらに新しい刺激と成長を求めて海外のクラブに挑戦することに決めました。INAC神戸にきて、いろいろな経験を積んで、選手としてプレーの幅も増やすことができました。それが代表にもつながっているし、胸を張ってこの決断をしてよかったなと思います。離れる寂しさもありますが、WEリーグの価値を高めるためにも、海外で頑張ってきたいと思います。INAC神戸を支援してくださるスポンサー様、一緒に熱く戦ってくれたサポーターの皆さんありがとうございました。来シーズンもINAC神戸に心強い声援よろしくお願いします。そして、快く送り出してくださった安本社長はじめ、スタッフの皆さん、これまで一緒に戦ったチームメートのみんな、ありがとうございました!!来シーズンも素晴らしいシーズンになることを祈っています」とコメントした。