第106回全国高校野球選手権熊本大会が6日から始まる。開会式があるリブワーク藤崎台球場(熊本市中央区)では5日、熊本県高校野球連盟の役員らが入場行進で掲げられる各校のプラカードを拭き上げたり、試合で使われる白球の用意をしたりと準備を進めた…

 第106回全国高校野球選手権熊本大会が6日から始まる。開会式があるリブワーク藤崎台球場(熊本市中央区)では5日、熊本県高校野球連盟の役員らが入場行進で掲げられる各校のプラカードを拭き上げたり、試合で使われる白球の用意をしたりと準備を進めた。

 開会式のスタンド入場口近くには2枚の大会旗が飾られる。それぞれに、県立第二高校の書道部員が「闘志」と「輝跡」の字を揮毫(きごう)した。「夢の実現に向かって努力を惜しまない、闘志あふれる球児たちに全力を出し切って欲しい」「一人一人の球児に努力の軌跡があり、逆境の中でも最後まで輝いて欲しい」という願いや意味を込めて選んだという。

 その文字の周囲には、各校の主将たちが寄せ書きをした。この旗は22日までの大会期間中、試合会場となるリブワーク藤崎台、県営八代の両球場に飾られる。(吉田啓)