サッカー日本代表MF久保建英が所属するスペイン1部のレアル・ソシエダが公開した今夏の日本ツアー用ビジュアルに対して、ツッコミの声が寄せられている。  今季のラ・リーガを6位で終えたソシエダは、その直後に来日して5月29日に国立競技場で東京…

 サッカー日本代表MF久保建英が所属するスペイン1部のレアル・ソシエダが公開した今夏の日本ツアー用ビジュアルに対して、ツッコミの声が寄せられている。

 今季のラ・リーガを6位で終えたソシエダは、その直後に来日して5月29日に国立競技場で東京ヴェルディと親善試合を実施した。さらにオフを経た今夏にも再来日することが決まっており、7月25日にパナソニックスタジアム吹田でJ1ガンバ大阪と試合を行う予定となっている。

 その日本ツアーへ向けて、クラブ公式SNSが「大阪で会いましょう!」と綴って1枚のビジュアルを公開した。しかし、そのデザインに対して、G大阪サポーターから次のようなコメントが寄せられた。

「そこで大丈夫そ?」
「そこはアチラ側の領域…笑」
「通天閣はセレッソ区域なのよ」
「あっ、そちらではなく太陽の塔の方でお願いしたいです。こちらはライバルチームの中心地。」
「しちゃいけない間違いですよ!でも、ソシエダとか海外の人なら間違えても仕方ないか。一応太陽の塔の方が良いと思います!」

 公開されたビジュアルには、ユニフォーム姿の久保とアルバロ・オドリオソラの後ろ姿が描かれており、彼らが「ソシエダの日本ツアー」の旗が掲げられた大阪の街を指差しているのだが、その“場所”が問題。確かに大阪ではあることに間違いはないのだが、そこは通天閣がそびえ立つ「新世界」であり、G大阪の宿敵・セレッソ大阪のお膝元なのだ。これには当然、G大阪サポーターから「なんでやねん」とツッコミの声が上がっても仕方がない。

■「通天閣」ではなく「太陽の塔」

 ちなみに、G大阪のホームタウンは、北摂地域(吹田市、豊中市、茨木市、高槻市、池田市、摂津市、箕面市 摂津市・箕面市・池田市)であり、その地域を象徴する「タワー」と言えば、「通天閣」ではなく「太陽の塔」なのだ。一方のC大阪は、大阪市と堺市をホームタウンとしている。

 EURO参戦のスペイン代表にGKアレックス・レミロ、DFロビン・ル・ノルマン、MFマルティン・スビメンディ、MFミケル・メリーノ、FWミケル・オヤルサバルの最多5名を送り出しているソシエダは現在、若手選手を中心に新シーズンの開幕(8月16〜18日)へ向けてトレーニングを開始している。

 今夏の日本ツアーは、新シーズンの開幕ダッシュの成否へも繋がるだけに、まずは怪我なく、できればG大阪サポーターからの大歓迎も受け、両クラブにとって有意義な対戦となってもらいたい。

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