「ボクシング・WBA・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦」(7日、両国国技館)  世界スーパーフライ級2団体王座統一戦を行うWBA王者の井岡一翔と、IBF王者のフェルナンド・マルティネスが5日、都内で調印式とグローブチェックを行った。両…

 「ボクシング・WBA・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦」(7日、両国国技館)

  世界スーパーフライ級2団体王座統一戦を行うWBA王者の井岡一翔と、IBF王者のフェルナンド・マルティネスが5日、都内で調印式とグローブチェックを行った。両雄は4月22日の記者会見以来の顔合わせで、35歳の井岡は「とても大事な試合だし、もしかしたら最後の試合になるかもしれない」と戦いに臨む覚悟を示した。一方、32歳のマルティネスは「偉大な試合、歴史に残る試合にしたい」と神妙に語った。

 マルティネスは、体重が3日の公開練習から2キロ減で、ほぼリミットに近いとして「明日(の計量は)まず体重計に勝たないといけない」とジョークも出た。マルティネスのプロモーター兼マネジャーで、2014年にフロイド・メイウェザーを2度の接戦で追い詰めたことで名高い元WBA世界スーパーライト級とウエルター級の2階級王者マルコス・マイダナ氏は「マルティネスはやるべきことを全て知っている。われわれは井岡のタイトルをもらうつもりだ」と宣言した。