「バスケットボール男子・国際強化試合、日本84-85韓国」(5日、有明アリーナ) 世界ランキング26位の日本は、同50位の韓国に84-85で、まさかの敗戦となった。7日に韓国と第2戦を行う。 河村は「1点差以上に反省の多い試合だった。反省…

 「バスケットボール男子・国際強化試合、日本84-85韓国」(5日、有明アリーナ)

 世界ランキング26位の日本は、同50位の韓国に84-85で、まさかの敗戦となった。7日に韓国と第2戦を行う。

 河村は「1点差以上に反省の多い試合だった。反省点を言えばきりがない」と厳しい表情で語った。ホーバス監督は「第3Qまでうちのバスケできなかった残念。もっともっとステップアップしないと、(五輪まで)3週間しかない。あさってはいいバスケやらないとよくない」と話した。

 序盤から大苦戦した。開始こそ比江島の2連続3点シュートで幸先よくスタートしたが、すぐに攻撃が停滞。河村のドライブなどで相手を崩す場面はあったが、1本がでなかった。スチールに成功してもパスミスでチャンスをものにできない。第3Q終了時点で日本が約27%のシュート成功率に対し、韓国が約61%だった。

 最終Qにはロングパスを受けた渡辺飛が、相手守備ともつれて倒れ込み負傷交代。転倒して、しばらく立ち上がれず、交代時は足をきにするそぶりを見せていた。

 最大20点差がつき、迎えた最終Q。昨夏のワールドカップでも見せたアカツキジャパンの底力を発揮して一時同点まで追い上げたが、終了直後に痛恨のファウルを与えてフリースローを決められ、84-85と1点差で敗れた。

 今試合は五輪メンバー12人を選ぶ選考でもあった。渡辺雄は左ふくらはぎ治療を優先し、八村はコンディション調整で欠場している。NBA組不在を差し引いても、国内の公式戦で不安が残る結果。五輪までの1カ月もない。7日に行う第2戦で修正を図るしかない。