女子バスケットボールのWリーグ2部に当たるフューチャーリーグに所属する山梨クィーンビーズ(QB)は山梨県甲斐市で、10月に開幕する2024―25シーズンに向け、新体制発表の記者会見を開いた。一般のブースター(ファン)にも開かれた会場で、選…

 女子バスケットボールのWリーグ2部に当たるフューチャーリーグに所属する山梨クィーンビーズ(QB)は山梨県甲斐市で、10月に開幕する2024―25シーズンに向け、新体制発表の記者会見を開いた。一般のブースター(ファン)にも開かれた会場で、選手への質問も寄せられた。

 昨季に続いて指揮を執る石川幸子ヘッドコーチは、フューチャーリーグ優勝を目標として示し、「1人がみんなのために、みんなが1人のために、愛を持って行動を起こせば、優勝は手の届くところにある」とあいさつした。

 新しく主将に就任した井上桃子選手は、チームスローガンに掲げた「WIN ALL(すべて勝つ)」に触れ、「目の前の一試合一試合、マッチアップする相手選手、日々の自分自身に負けないように、戦っていきたい」と話した。

 今シーズンから新たに加わるのは2選手。新人の中沢梨南選手(東京医療保健大卒)は「自分の持ち味であるディフェンスとリバウンドで、チームを優勝に導けるよう頑張る」、アイシンウィングスから移籍した上長美菜選手は「スリーポイントシュートと(ドリブルで攻め込む)ドライブで、チームに貢献したい」と意欲をみせた。(三宅範和)