パリ五輪アーチェリー日本代表の古川高晴選手(39)=近畿大職員=と野田紗月(さつき)選手(24)=ミキハウス=が4日、近畿大洋弓部の山田秀明監督らと共に奈良県生駒市の小紫雅史市長を表敬訪問した。両選手は同大出身で、市内にある洋弓部練習場で…

 パリ五輪アーチェリー日本代表の古川高晴選手(39)=近畿大職員=と野田紗月(さつき)選手(24)=ミキハウス=が4日、近畿大洋弓部の山田秀明監督らと共に奈良県生駒市の小紫雅史市長を表敬訪問した。両選手は同大出身で、市内にある洋弓部練習場で技を磨いてきた。

 東京五輪の男子団体と個人でそれぞれ銅メダルを獲得した古川選手は、パリ五輪に向けて「金メダルを取るために練習してきたが、アーチェリーはメンタルのスポーツ。特別な大会と意識せずに平常心で臨みたい」と抱負を述べた。

 野田選手は今回が初の五輪。昨年の世界選手権で銅メダルを獲得、パリ五輪には個人枠で出場権を手にした。野田選手は「自分でつかんだ五輪なので自信をしっかりもっていきたい」と話した。

 小紫市長は「市内で練習されているので親近感がわく。ぜひ活躍を」とエールを送った。(神田剛)