「広島7-5阪神」(4日、マツダスタジアム) 広島の羽月隆太郎内野手(24)が八回に代走として出場し、二盗&三盗を決めると、投手・石井の暴投で勝ち越しの生還を果たした。チームの連敗は3でストップ。新井貴浩監督は積極采配に見事応えた代走の切…

 「広島7-5阪神」(4日、マツダスタジアム)

 広島の羽月隆太郎内野手(24)が八回に代走として出場し、二盗&三盗を決めると、投手・石井の暴投で勝ち越しの生還を果たした。チームの連敗は3でストップ。新井貴浩監督は積極采配に見事応えた代走の切り札を「しっかり彼も準備しているのを知っていますし、本当に勇気いる」と称賛した。新井監督との一問一答は以下の通り。

  ◇  ◇

 -立ち上がりから動きまくった。

 「リスク覚悟でね。そういった中で、二回のキクのプレーはもうすごかったですね。キクのあのプレーがなかったら、今日の試合、終わってたかもしれない。それぐらい素晴らしいプレーでした。本人に聞いても、『見えてなかったです』と言ってたんで。本当素晴らしい、あのキクのプレーというのがあったので、今日こういう試合になったと思います」

 -四回に代打・松山。

 「もうどんどん攻めていく、起用にしてもそうだし、すべての面でリスク覚悟でどんどんいかないとね。ある程度、めちゃくちゃやらないと。いい意味でね」

 -羽月は日頃から準備を徹底している。

 「しっかり彼も準備しているのを知っていますし、本当に勇気いると思うんですよね。全部が全部100%はないんですから、失敗しても攻めていけよと言ってますから」