乳がんの早期発見の大切さを呼びかける第21回ピンクリボンレディーステニス大会(日本女子テニス連盟主催、朝日新聞社後援)の岩手県大会が2日、盛岡市であった。 優勝したペアは、一般の部は吉田真理さん(44)と高橋直子さん(56)、55歳以上の…

 乳がんの早期発見の大切さを呼びかける第21回ピンクリボンレディーステニス大会(日本女子テニス連盟主催、朝日新聞社後援)の岩手県大会が2日、盛岡市であった。

 優勝したペアは、一般の部は吉田真理さん(44)と高橋直子さん(56)、55歳以上の部は安藤不二子さん(66)と名達磯子さん(64)。それぞれ10月に神奈川県藤沢市で開かれる全国決勝大会に出場する。

 一般の部で優勝した高橋さんは涙を流し、吉田さんに感謝の気持ちを伝えた。「一度は行ってみたい大会だった。すごくうれしい」。中学、高校、大学の3人の息子の子育ての合間に練習に励む吉田さんは「全国のレベルで戦えるのが楽しみ」と語った。

 55歳以上の部の安藤さんと名達さんは笑顔が印象的なペア。「楽しんでやろう」と声を掛け合い、勝ち抜いた。全国でも「楽しみながら頑張る」と誓った。この日は安藤さんの誕生日で、2人で「(優勝が)いいプレゼントになった」と喜び合った。