「バラモンキング」の通称で知られる五島長崎国際トライアスロン大会が6月23日、長崎県五島市で開かれた。今年は市制施行20周年の記念大会となり、全国から595人が参加。強い風と波のためスイムが中止となったが、参加者はバイクとランで福江島を縦…

 「バラモンキング」の通称で知られる五島長崎国際トライアスロン大会が6月23日、長崎県五島市で開かれた。今年は市制施行20周年の記念大会となり、全国から595人が参加。強い風と波のためスイムが中止となったが、参加者はバイクとランで福江島を縦横に駆け抜けた。

 距離の長いAタイプとやや短いBタイプのレースがあり、参加者はまずバイクでスタート。時折吹く強い風と小雨の中、沿道からの声援を受けながら起伏の多いコースを力走し、バイクを降りると健脚を競ってゴールを目ざした。

 バイク154.8キロとラン42.2キロのAタイプは東京都の長辻肇さんが7時間36分02秒で優勝。「かなりの雨風だったので落車しないように注意した。まだまだいけると思うので、あきらめずにこれからもがんばりたい」と話した。(エリアリポーター・梶山王)