「楽天1-4オリックス」(2日、はるか夢球場) 楽天は6試合ぶりに先制するも、その後追加点を奪えず逆転負け。首位・ソフトバンクが勝ったため、今季72試合目にして自力優勝の可能性が消滅した。今江敏晃監督は「目の前の試合をやっていくだけなので…

 「楽天1-4オリックス」(2日、はるか夢球場)

 楽天は6試合ぶりに先制するも、その後追加点を奪えず逆転負け。首位・ソフトバンクが勝ったため、今季72試合目にして自力優勝の可能性が消滅した。今江敏晃監督は「目の前の試合をやっていくだけなので、自力優勝とか言ってる場合のチームじゃない。とにかく目の前の試合をしっかり戦っていくだけ」と語った。

 また天敵にやられた。オリックス・曽谷に対し、二回にフランコの犠飛で先制。ただ、その後はなかなか得点を奪えず。7回0/3を1点に抑えられ今季4戦4敗となった。指揮官は「全体的に力負けしてると思う。だから崩せてない」と振り返った。

 一方、先発の内は4回まで無安打投球と序盤は好投。ただ、五回にこの試合初安打を許しピンチを招くと、杉本に痛恨の3ランを浴びた。六回には2番手の藤平が味方の失策絡みで追加点を献上。リードを広げられた。

 2年ぶり開催となった青森・弘前の地ではこれで4連敗。満員に埋まったスタンドからはため息が漏れた。