「ボクシング・WBA・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦」(7日、両国国技館) マルティネスとの2団体王座統一戦を行う井岡一翔が1日、都内で練習を公開した。29日(日本時間30日)に米国で、対戦を望んでいたWBC同級王者フアンフランシス…

 「ボクシング・WBA・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦」(7日、両国国技館)

 マルティネスとの2団体王座統一戦を行う井岡一翔が1日、都内で練習を公開した。29日(日本時間30日)に米国で、対戦を望んでいたWBC同級王者フアンフランシスコ・エストラダ(34)=メキシコ=が、ジェシー・ロドリゲス(24)=米国=に7回KO負けで王座転落。ロドリゲスは井岡-マルティネス戦の勝者との統一戦を求めた。

 井岡はライバルの敗戦を「若手には負けないところを見せてもらって、僕も勝って、エストラダとできるのが一つのストーリーだと思っていた」と惜しんだが「ショックはない」ときっぱり。

 「バム(ロドリゲスの愛称)も評価が高いし、僕も兄(元WBA世界同級王者ジョシュア・フランコ)と戦っていてつながりもある。僕の中でもチャンピオンじゃなくなったエストラダは評価が落ちた。この試合に勝ってWBCのチャンピオンとできるなら、それが一つのストーリーだと思う」と切り替えはできている。

 井岡は「彼(バム)を倒すことによって、自分が評価を得られることは変わらない。2団体統一して、彼との試合に臨みたい」と、3団体統一のチャンプロードを描いていた。