【MLB】ジャイアンツ 10-4 ドジャース(6月30日・日本時間7月1日/サンフランシスコ)  MLBを代表する大谷翔平投手から、2打席連続で空振りを奪えば誰だって感情を爆発させてしまうかもしれない。ジャイアンツのビブンズ投手が見せたリア…

【MLB】ジャイアンツ 10-4 ドジャース(6月30日・日本時間7月1日/サンフランシスコ)

 MLBを代表する大谷翔平投手から、2打席連続で空振りを奪えば誰だって感情を爆発させてしまうかもしれない。ジャイアンツのビブンズ投手が見せたリアクションが話題となっている。

【映像】MLB公式も注目した“豪快ガッツポーズ”

 この日ジャイアンツの先発マウンドを任されたのは30歳のビブンズ。今年メジャーデビューを果たした遅咲きの選手でここまで5試合に登板していたが先発登板は初めてだった。

 しかし、この日は最強ドジャース打線を抑え込む好投。ブルペンデーによる短いイニングでの登板かと思われたが5回を投げ抜き60球、被安打4、被本塁打1、3奪三振、自責点1と圧巻のパフォーマンスを見せた。

 特に注目が大谷との対戦だった。1回の第1打席は91.1マイル(146.6キロ)のストレートでファーストゴロに打ち取ると、3回の第2打席はインハイへの95.0マイル(152.9キロ)のストレートで空振り三振に。さらに5回の第3打席では82.2マイル(132.3キロ)、落差83センチのスイーパーで2打席連続空振り三振に切って取った。

 マウンド上のビブンズは、大量リードにも関わらず大きなガッツポーズ。まるで絶体絶命のピンチを凌いだかのようなリアクションを見せた。実況を務める近藤祐司氏も「ガッツポーズのビブンズ!」と声を張り上げたほどの大きなガッツポーズだった。
 
 スタンドのファンも立ち上がり、憎きドジャースの主砲・大谷を仕留めたビブンズへ割れんばかりの拍手を送って讃えている。

 MLB公式X(旧ツイッター)ではこのシーンを「試合中に大谷翔平を2回三振に取ったら、あなたもこのように反応するでしょう」と取り上げたほど。その投稿には「私達が見たいショーヘイの投稿はこれだ」とジャイアンツファンと思しきコメントも。

 またその他、SNS上では日米のファンから「ビブンズ投手のスイーパーすげぇな」「ビブンズがFAだったら7億100万ドルの契約を取るだろう」などと盛り上がった。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)