「ジャイアンツ-ドジャース」(28日、サンフランシスコ) ドジャースの大谷翔平選手が「1番・指名打者」で出場し、1-1の三回の第2打席で2戦ぶり26号勝ち越しソロ。直近8戦6発の量産でリーグ2位オズナ(ブレーブス)との差を5本に広げ、独走態…

「ジャイアンツ-ドジャース」(28日、サンフランシスコ)

 ドジャースの大谷翔平選手が「1番・指名打者」で出場し、1-1の三回の第2打席で2戦ぶり26号勝ち越しソロ。直近8戦6発の量産でリーグ2位オズナ(ブレーブス)との差を5本に広げ、独走態勢に入った。打点を62とし、リーグ1位のオズナに5差とした。

 大谷はここまで80試合に出場し、MLB最高打率・322、ナ・リーグ1位の25本塁打&OPS1・043、同3位の61打点をマーク。左手死球骨折で離脱したベッツに代わって1番に入った17日以降の10試合の打撃成績は打率・417(36打数15安打)、6本塁打、15打点、12得点、OPS1・542と驚異的な数字をたたき出し、三冠王への期待が膨らんでいる。

 本塁打を量産する一方で直近7戦10四球。前日28日の同カードでも2点リードの五回1死三塁の場面でシーズン3つ目の申告敬遠で勝負を避けられるなど、得点圏に走者を置いた9打席のうち7打席で一塁へ歩いている。