◆パリ五輪代表選考会 陸上日本選手権 ▽第2日(28日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム) 女子やり投げ決勝で、昨年の世界選手権女王でパリ五輪代表の北口榛花(26)=JAL=が62メートル87をマークし、2年ぶり4度目の優勝を飾った。昨年…

◆パリ五輪代表選考会 陸上日本選手権 ▽第2日(28日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム)

 女子やり投げ決勝で、昨年の世界選手権女王でパリ五輪代表の北口榛花(26)=JAL=が62メートル87をマークし、2年ぶり4度目の優勝を飾った。昨年の日本選手権は2位で、王座奪還となったが「パリ五輪の内定はもらっていたので記録的な結果も欲しかった」と素直な思いを口にした。2投目でトップに立ったが、得意の6投目で記録を伸ばせず、頭を抱えた。

 パリ五輪で金メダル獲得が有力視される北口は、22日はフィンランドの競技会で64メートル28の今季ベストをマーク。しかし「正直あまり順調ではない。もっと頑張らなきゃって危機感がある」という。「パリ五輪まであと1か月あるので、少しでも良い状態で入れるようにこれから必死で頑張りたい」と本番までに予定する2試合をこなしながら、コンディションを合わせていく。