「陸上・日本選手権」(28日、デンカビッグスワンスタジアム) 女子1500メートル決勝で、東京五輪8位の田中希実(24)=ニューバランス=が4分1秒44の大会新記録で、五輪参加標準記録(4分2秒50)を突破して日本陸連の選考規定を満たし、…

 「陸上・日本選手権」(28日、デンカビッグスワンスタジアム)

 女子1500メートル決勝で、東京五輪8位の田中希実(24)=ニューバランス=が4分1秒44の大会新記録で、五輪参加標準記録(4分2秒50)を突破して日本陸連の選考規定を満たし、5000メートルに続いて五輪代表に入った。2010年の吉川美香以来2人目の5連覇。ドルーリー朱瑛里(津山高)は4分18秒16で7位だった。

 初の日本選手権で決勝に進んだドルーリーは7位。「ラスト200~300メートルで切り替えて追い上げることができなかった」と課題を挙げた。それでも、憧れだった田中とともに決勝を走り「ああいう選手との差を感じられたのは大きい。今後インターハイに向けて修正したい」と、シニアの大会で得た経験を強調した。