「ロッテ4(降雨コールド)3オリックス」(28日、ZOZOマリンスタジアム) 大雨でも懸命に腕を振り、1カ月ぶりの白星を手にした。ロッテ・小島和哉投手が116球を投じて7回4安打3失点で5勝目。自身3連敗中だった中、「今日はマウンドに上が…

 「ロッテ4(降雨コールド)3オリックス」(28日、ZOZOマリンスタジアム)

 大雨でも懸命に腕を振り、1カ月ぶりの白星を手にした。ロッテ・小島和哉投手が116球を投じて7回4安打3失点で5勝目。自身3連敗中だった中、「今日はマウンドに上がるのが怖かったですけど、チャンスをくれたことに『頑張らないと』という気持ちもあったので、ほっとしてます」と振り返った。

 初回に先制点を与え、三回には失策が絡み2点を失ったが、四回以降は毎回三者凡退とし、計8奪三振。足元の状態が悪い中でも「自分だったらできると、厳しいところに投げ続けようという発想だった」と踏ん張った。

 1カ月間苦しい時間が続いたが、ようやく晴れ間が見えた。「1試合で今までの分はチャラになるわけじゃないけど、ほんの少しでも、半歩でも進めた。次の登板はめちゃめちゃ大事だと思うので頑張りたい」。エースの表情に自信が戻ってきた。