「ロッテ4(降雨コールド)3オリックス」(28日、ZOZOマリンスタジアム) ドタバタな日の最後は、強烈な大雨が降り注ぐ中でのオリックスのコールド負けだった。試合後、怒りが抑えきれない水本ヘッドと、後に続くように中嶋聡監督が審判団に大激怒…

 「ロッテ4(降雨コールド)3オリックス」(28日、ZOZOマリンスタジアム)

 ドタバタな日の最後は、強烈な大雨が降り注ぐ中でのオリックスのコールド負けだった。試合後、怒りが抑えきれない水本ヘッドと、後に続くように中嶋聡監督が審判団に大激怒した。

 水本ヘッド「20分くらいしか待ってないのに、おかしいやないか!!こっちは40分待っとるで」

 中嶋監督「俺らはな30人のな、生活かかっとるんや」

 試合開始を41分間待ったのに対し、1点差に詰め寄っていた七回のコールドゲームの宣告は27分間。試合開始までの決定権はホームチーム、試合開始後の続行の決定権は審判団にある。ただ、オリックスサイドはフェアではなかったと主張。中嶋監督も「後味悪すぎるやろ」と怒気を込めた。

 責任審判の敷田二塁塁審は「30分待ってプレーボールかけられそうだからとロッテさんに言われて、もう10分待ったらやりやすくなるということで待ちました。(コールドは)われわれの判断。気持ちは察するところはありますし…」と説明した。

 踏んだり蹴ったりの一日だ。午前10時台の新幹線で東上する際、大雨の影響から豊橋駅で約40分間の足止めを食らい、東京駅への到着が1時間遅れた。球場への到着も約1時間遅れる事態に見舞われ、急きょ、練習時間を短縮せざるを得なかった。

 チームとしては、先発ローテの東に「右上腕三頭筋の筋損傷」の診断が出たことも痛い。受難続きの一日だった。