今永は6回5安打3失点で勝ち星は得られなかった(C)Getty Images  カブスの今永昇太が現地時間6月27日(日本時間28日)、敵地でのジャイアンツ戦に先発登板し、6回93球5安打3失点という内容で、勝ち負けは…

 

今永は6回5安打3失点で勝ち星は得られなかった(C)Getty Images

 

 カブスの今永昇太が現地時間6月27日(日本時間28日)、敵地でのジャイアンツ戦に先発登板し、6回93球5安打3失点という内容で、勝ち負けはつかなかった。

【動画】内角にズバッ!今永昇太がストレートで空振り三振を奪うシーン

 

 初回に先頭のオースティン・スレーターに左翼ポール際に大きな当たりを打たれたが、わずかに切れてファウル。二ゴロに抑えると、後続も抑え込んで三者凡退に切って取った。

 2回は先頭に四球を出したものの、ルイス・マトスを151キロのストレートで見逃し三振に仕留めるなど、この回も無失点。3回、味方に3点を援護してもらった直後は一死一・二塁とピンチの場面をつくったが、エリオト・ラモスを151キロのストレートで空振り三振に仕留めるなど、得点を与えなかった。

 4回、5回も三者凡退に抑えて勝ち投手の権利を得た今永。しかし、 6回二死から一、二塁のピンチを背負うと、スレーターに左中間へのエンタイトル二塁打を浴びて失点し、続くマトスの打席では暴投で2点目を献上。マトスは二ゴロだったが、これが内野安打となってしまい3-3の同点となってしまった。今永にとって魔の6回となってしまい、5回まで1安打投球と好投していたものの、この回でマウンドを降りた。

 試合は3-3の同点で迎えた延長10回、カブスがイアン・ハップの2ランで勝ち越しに成功。5-3とし、そのまま逃げ切った。

 

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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