「阪神8-1中日」(27日、甲子園球場) 阪神が快勝。9日・西武戦以来13試合ぶりとなる2桁12安打で、引き分けを含めた連敗を「2」で止め、岡田監督がNPB史上20人目となる監督通算700勝を挙げた。 近本が今季初めてスタメンを外れる中、…

 「阪神8-1中日」(27日、甲子園球場)

 阪神が快勝。9日・西武戦以来13試合ぶりとなる2桁12安打で、引き分けを含めた連敗を「2」で止め、岡田監督がNPB史上20人目となる監督通算700勝を挙げた。

 近本が今季初めてスタメンを外れる中、打線が目覚めた。両軍無得点の七回無死一、三塁の好機で、大山の左前適時打で先制。さらに前川が右翼線へ適時二塁打、佐藤輝が左前2点適時打と3連続適時打で一挙4点を奪った。

 八回には森下があと少しで本塁打の左翼フェンス直撃の適時二塁打を放ち1点を追加。続く大山が四球を選び満塁とすると、前川が中堅手の頭上を越える2打席連続の適時二塁打でさらに2点を追加した。なおも無死二、三塁では佐藤輝が犠飛を放ち、8点目を奪った。前川、佐藤輝がともに2安打3打点と活躍した。

 雨天中止によるローテ再編で、初めての木曜日登板となった先発の村上は2桁11奪三振の力投。九回に失点し、今季初の完封勝利は逃したが、4月30日以来、約2カ月ぶり白星となる3勝目を挙げた。