「東都大学野球・入れ替え戦・2回戦、東農大6-2駒大」(26日、神宮球場) 2部1位の東農大が16安打6得点で1部6位の駒大に勝利。1勝1敗とし、1部昇格へ望みを残した。 序盤から主導権を握った。初回に連打で2死一、二塁と好機をつくると、…

 「東都大学野球・入れ替え戦・2回戦、東農大6-2駒大」(26日、神宮球場)

 2部1位の東農大が16安打6得点で1部6位の駒大に勝利。1勝1敗とし、1部昇格へ望みを残した。

 序盤から主導権を握った。初回に連打で2死一、二塁と好機をつくると、主将の和田泰征内野手(4年・習志野)が右前打を放ち、二走が一気に先制の生還(得点は捕手の落球)。二回にも2本の適時打で2点を追加すると、3-1の四回には古川朋樹内野手(4年・神村学園)に大学1号となる左越え2ランが飛び出し突き放した。

 先発の近藤想真投手(4年・新潟第一)が1回0/3を1失点で交代となったが、2番手の松村力投手(4年・敦賀気比)が5回1失点と力投。七回からは、2部Vの胴上げ投手となった岡部大輝投手(2年・聖望学園)が3回無失点に抑えて試合を締めた。

 東農大は昨春に3部降格も、1シーズンで2部に返り咲くと、今春に2000年秋以来、24年ぶりとなる2部優勝を果たした。1部からは1993年秋を最後に遠ざかっている。

 和田は「練習から『1部で試合をしなきゃ意味がない』と言い聞かせてずっとやってきた。目標にしてきたことが目の前にあるので、このチャンスを絶対につかみ取ろうという思いです」とあす27日の3回戦へ気合十分。古川も「ホームランよりも、明日勝たないと意味がない。今日帰ってまた、しっかり準備したい」と力を込めた。