◆プロボクシング ▽スーパーライト級(63・5キロ以下)6回戦 由良謙神―マナチャイ・ピアスイ(27日、東京・後楽園ホール) 志成ジムの由良謙神が26日、後楽園ホールで行われるプロデビュー戦の前日計量を行い、63・2キロと300グラムアンダ…

◆プロボクシング ▽スーパーライト級(63・5キロ以下)6回戦 由良謙神―マナチャイ・ピアスイ(27日、東京・後楽園ホール)

 志成ジムの由良謙神が26日、後楽園ホールで行われるプロデビュー戦の前日計量を行い、63・2キロと300グラムアンダーでパスした。「いい感じで体重調整できました」と表情を崩した。アマチュア時代は当日計量でトーナメントが多く、落とした体重をキープしなければならない。今回は前日計量で試合も1試合のため、「気楽にできました」と話す。

 マナチャイ・ピアスイ(タイ)とのデビュー戦へ「元々プロ志望。やっとデビューかという感じ。楽しみです」と試合が待ちきれないようす。25日、一足早くプロデビューした東洋大の同期である田中空、田中将吾(ともに大橋)がともに勝利。「刺激になりました」と自身もプロ初戦を飾る意欲は高まっている。

 今回はスーパーライト級だが、階級については今後、陣営と話し合っていくという。「まずは国内最強を目指します」とプロでの戦いをスタートする。

 ◇由良 謙神(ゆら・けんしん)2001年12月25日、大阪市生まれ。22歳。保育園時代にキックボクシング、小学校低学年からボクシングを始める。小6からボクシングに専念し、全国U―15ジュニア大会で2度優勝。兵庫・芦屋学園高2年時にインターハイ男子ライトウエルター級(64キロ以下)優勝。東洋大を卒業し、今年5月プロテスト(B級)合格。174センチのオーソドックス。