Jリーグは25日、都内で理事会を行い、国際サッカー評議会(IFAB)からの通達に従い「脳振とう交代ルール」を変更することを決定した。8月3日以降に開催される各カテゴリーの試合日から導入する。 脳振とうの疑いによる交代のルールは原則として、…

 Jリーグは25日、都内で理事会を行い、国際サッカー評議会(IFAB)からの通達に従い「脳振とう交代ルール」を変更することを決定した。8月3日以降に開催される各カテゴリーの試合日から導入する。

 脳振とうの疑いによる交代のルールは原則として、1試合において各チーム最大1人の『脳振とうによる交代』を使うことができる」「その前に何人の交代が行われているにかかわらず、行うことができる」となっていた。今回は新たに「相手チームが『脳振とうによる交代』を使用した場合は、自チームは追加で1名を交代させることができる(この場合の交代理由は脳振とうであるか否かを問わない)」という項目が追加された。

 例えば、相手チームが脳振とうによる交代を実施した場合、通常の5名に加えて1名の交代枠が追加され、合計6名の交代枠となる。また、両チームが脳振とうによる交代を実施した場合、5名に加えて1名の「脳振盪による交代」があり、さらに1名の交代枠が追加され、合計7名の交代枠になる。

◆導入時期

J1 8月7日(水)

J2 8月3日(土)

J3 8月17日(土)

ルヴァン杯 9月4日(水)