「ボクシング・フェニックスバトル117」(25日、後楽園ホール) 前日計量が24日、都内で行われ、出場する全14選手がパスした。 本興行ではアマで輝かしい実績を残した大橋ジムの坂井優太、田中空、田中将吾、大橋蓮がプロデビューする。 坂井は…

 「ボクシング・フェニックスバトル117」(25日、後楽園ホール)

 前日計量が24日、都内で行われ、出場する全14選手がパスした。

 本興行ではアマで輝かしい実績を残した大橋ジムの坂井優太、田中空、田中将吾、大橋蓮がプロデビューする。

 坂井はキム・ジヨン(韓国)とのフェイスオフに「世界ユースの決勝でもやりました。2回目ですけど、毎回笑っちゃいそうになります。雰囲気を崩さないように我慢しました」と告白。世界ユース選手権金メダリストにして井上尚弥と同じくアマ7冠で、大橋秀行会長に「スパーリングでもずばぬけている」と舌を巻かせたモンスター二世は「やってきたことを出して、流れ出で相手が勝手に倒れていてくれればいいな」と、理想の展開を語っていた。

 また、田中空は「初めてで恥ずかしかった」、田中将吾も「目のやり場に困りました。恥ずかしくて」、大橋は「相手の人と一緒に、いつ終わるんだろう?みたいな感じになった」と、初体験のフェイスオフにそれぞれ戸惑いを隠せず。

 大橋は同日のメインイベントで日本フェザー級王座の防衛戦を行う先輩の松本圭佑と「ずっとスパーリングをやらせていただいていた」と明かし、「すごい経験値になった。明日は得意な左ストレートで倒したい」と宣言していた。