今回と同じ舞台の福島芝1800メートルでデビュー戦勝利を飾ったアレグロブリランテ。その後はクラシック路線へ向けてのローテーションで皐月賞に出走するも大敗。ただ、それがいい経験となったはず。ベストの舞台で仕切り直しだ。出走を予定している主…

 今回と同じ舞台の福島芝1800メートルでデビュー戦勝利を飾ったアレグロブリランテ。その後はクラシック路線へ向けてのローテーションで皐月賞に出走するも大敗。ただ、それがいい経験となったはず。ベストの舞台で仕切り直しだ。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■6/30(日) ラジオNIKKEI賞(3歳・GIII・福島芝1800m)

 アレグロブリランテは持ち前の機動力で新馬戦を勝利。スッと好位につける競馬センスがあり、そこから自在に動ける立ち回りの巧さには定評がある。初めての重賞挑戦となったスプリングSでも積極策の競馬で2着に好走。1、3着馬は2勝馬だったことを考えれば非常に価値のある競馬だった。続く皐月賞では終い失速も、強敵相手に果敢に立ち向かっての結果。悲観する内容ではなく、むしろ良い経験とはったはず。ここがまた新たなスタートラインとなり、ここから飛躍する。鞍上は横山和生騎手。

 海外遠征帰りとなるセットアップだが、帰厩後もしっかりと乗り込まれて攻め馬の動きも良好。新馬戦では後にホープフルSを勝って皐月賞、日本ダービーでも好勝負を演じたレガレイラの2着。その後、札幌2歳Sでは後続を突き放す圧勝劇。朝日杯FSでも健闘した。メンバー中、唯一の重賞勝ち馬で能力上位だ。鞍上は戸崎圭太騎手。

 その他、距離短縮が鍵になるが、重賞戦線で見せ場を作っているサトノシュトラーセ、同距離の白百合Sを勝ったミナデオロ、そのミナデオロに前走で2着に迫ったオフトレイル、前走の勝ち時計が優秀だったショーマンフリート、皐月賞・日本ダービーで上位争いをしたシンエンペラーに弥生賞で互角の戦いを演じたシリウスコルトあたりも好走の圏内。発走は15時45分。