◆ラグビー◇リポビタンDチャレンジカップ2024 イングランド代表 52―17 日本(22日、東京・国立競技場) 日本代表が、昨年のW杯3位のイングランドに17―52で敗れた。9年ぶりに日本代表の指揮を執るエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ…

◆ラグビー◇リポビタンDチャレンジカップ2024 イングランド代表 52―17 日本(22日、東京・国立競技場)

 日本代表が、昨年のW杯3位のイングランドに17―52で敗れた。9年ぶりに日本代表の指揮を執るエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)の初陣は飾れず。対イングランド戦は、12戦12敗となった。

 日本は前半2分、SO李承信が中央約30メートルのPGで先制。イングランドは14分、敵陣右サイド22メートル内のラインアウトからフランカーのカニンガムサウスがトライ。キックも決めて7―3と逆転した。24分には右サイドのラインアウトを起点に、日本の守りを突破したSOスミスが追加点。イングランドの若き司令塔は、28分に左サイドへの「50:22」を決めると、直後のラインアウトの攻撃からWTBフェイワボソへラストパスを送り、トライをアシスト。42分にもスミスが敵陣22メートル付近から右へキックを送り、CTBスレードがトライ。イングランドが26―3で折り返した。

 後半は3分、SHミッチェルのトライでイングランドが追加点。10分には敵陣右サイド深くのラインアウトを起点に、NO8アールのトライで38―3とした。18分は敵陣での10次攻撃から、SHミッチェルが2トライ目。3―45とされた日本の待望のトライは、後半26分。敵陣右サイド22メートル付近のラインアウトから、ボールを持ったFW山本凱が大きくゲイン。左へ展開すると、WTB根塚洸雅に渡ってインゴールに飛び込んだ。直後の29分、中央付近でロックのディアンズがゲイン、サポートに走ったBK山沢拓也のトライで日本が17―45。連続トライで国立を沸かせた日本だが、イングランドに17―52と力負け。W杯の雪辱はならなかった。